Jリーグ 徳島ヴォルティス

徳島ヴォルティス、ギリシャ強豪クラブからアルゼンチン人DF獲得を画策。年俸は2500万円以上か

徳島ヴォルティス

 明治安田生命J1リーグの徳島ヴォルティスはギリシャのパナシナイコスのアルゼンチン人DFファクンド・サンチェスの獲得に興味を示しているようだ。9日、ギリシャメディア『newspao』が報じている。

 右サイドバックを本職とするファクンド・サンチェスは2011年にプロデビューを果たすとアルゼンチン国内クラブを渡り歩き、2016年にはエストゥディアンテスに加入。同クラブで4年半過ごして多くの出場機会を得ると、昨夏にギリシャ・スーパーリーグ(ギリシャ1部)の強豪パナシナイコスに加入。今季はここまでリーグ戦13試合で先発出場を果たしているが、年明け以降はわずか1試合の出場にとどまっており、チーム内での序列低下が顕著となっている。

 現在30歳のファクンド・サンチェスはパナシナイコスとの契約期間を2022年6月まで残しており、年俸は20万ユーロ(約2500万円)となっている。その中、クラブ財政が決して潤沢とは言えない徳島ヴォルティスが20万ユーロよりもわずかに高い年俸額で選手サイドにコンタクトをとったものの、本人は現時点でパナシナイコス残留を望んでいるようだ。

 なお、『newspao』が伝えるところによると、先日徳島ヴォルティスがリーグアン(フランス1部)のスタッド・ブレストから獲得した元イタリア代表U-21代表MFクリスティアン・バトッキオの年俸は35万ユーロ(約4400万円)であり、クラブ内最高給となっているようだ。