アジアサッカー連盟（AFC）は8日、中国スーパーリーグの山東魯能に対して今シーズンのAFCチャンピオンズリーグ（ACL）で失格処分を科したことを公式発表している。
ACL東地区グループステージの組み合わせは1月末に行われており、山東魯能はグループJで香港の傑志、タイのポートFCと対戦することが決定している。また、昨季の明治安田生命J1リーグ4位のセレッソ大阪がプレーオフで勝利した場合には山東魯能を含む3クラブと対戦することになっていた。
ところがAFCの発表によると、山東魯能は債務を抱え給与の支払いが遅延している現状にあることから、今季のACL出場権がはく奪されている。また、ACLの出場権についてはAFCの規定により再調整されるものとみられる。
なお、山東魯能は先日、元イタリア代表FWグラツィアーノ・ペッレの退団が決定。同選手の後釜として明治安田生命J1リーグの浦和レッズに所属するFWレオナルドを獲得するという噂が飛び交っているが、今回の一件により移籍が白紙になる可能性がきわめて高いという見方が広まっているようだ。
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