メジャーリーグサッカー(MLS)のFCダラスに所属するアメリカ人DFブライアン・レイノルズは無事にイタリアへ入国したようだ。31日、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じている。
現在19歳のレイノルズは右サイドバックを本職としており、スピードを最大の武器とした攻撃参加を高く評価されている。また、同選手にはローマの他にもユベントスが興味を示していたが、ローマが増額して再オファーを行ったことにより、ユベントスは争奪戦から撤退。一時は買い取りオプション付きのレンタル移籍で獲得という報道も飛び交っていたが、ローマは移籍金750万ユーロ(約9億5000万円)をFCダラスに支払い、レイノルズと2025年6月までの期間で契約を結ぶものとみられる。
レイノルズは先々週に新型コロナウイルスのPCR検査で陽性判定となったものの、その後は3度続けて陰性となっていた。ただ、アメリカからヨーロッパ諸国に渡航する場合におけるプロトコルに従っていたため、ローマ入りが今冬の移籍市場閉鎖間際となっている。
なお、同選手は31日にもメディカルチェックを受けて問題がなければ正式にサインを交わす予定となっている。セリエAでプレーするアメリカ人選手はユベントスのMFウェストン・マケニーを含めて過去に7人しかいないが、19歳のレイノルズはローマで本来のパフォーマンスを発揮できるだろうか。
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