日本代表DF長友佑都と酒井宏樹が所属するオリンピック・マルセイユは30日に開催予定となっていたリーグアン第22節・スタッド・レンヌ戦が延期に追い込まれた。同日、フランスメディア『RMC』が報じている。
マルセイユは今季、UEFAチャンピオンズリーグ・グループステージで1勝5敗に終わりグループステージ敗退となると、リーグ戦でも21試合を終えて勝ち点32の獲得にとどまっており、来季UEFAチャンピオンズリーグ出場圏内の3位リールに13ポイント差をつけられている。くわえて、今週なかばにはアンドレ・ビラス・ボアス監督がシーズン中にも関わらず今季終了後の退任をほのめかす発言をしていた。
不振に極めるクラブに対して多くのサポーターが以前から不満を溜めていたが、30日に一部のサポーターがマルセイユのクラブ施設を襲撃し、爆竹や発煙筒などを投げ込むなど暴徒化。地元警察が25人を逮捕するなど、不測の事態に陥ったため、この日にホームで開催予定となっていたスタッド・レンヌ戦は当日になって延期となっている。
フランス国内の他クラブと比較して特にサポーターが過激であることで知られているマルセイユだが、クラブを取り巻く状況は悪化の一途をたどっている。
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