バイエルン・ミュンヘンのオランダU-19代表FWジョシュア・ザークツィーはパルマへレンタル移籍により加入することがほぼ確実になったようだ。29日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。
ザークツィーは2017年にオランダのフェイエノールトからバイエルンの下部組織に加入。そしてセカンドチームで頭角を現すと、2020年にトップチーム昇格を果たしており、今季はトップチームの公式戦10試合で招集メンバーに入ったほか、5試合でピッチに立っている。
同選手の去就を巡っては、エバートンやベネベントが獲得に興味を示していたものの、バイエルンは1500万ユーロ(約18億9000万円)の買い取りオプションが付いた今年6月までのレンタル移籍という条件でパルマとクラブ間合意に達した。また、この買い取りオプションはパルマが今季セリエA残留を果たした場合のみ有効になるものであるようだ。
ザークツィー本人は30日にもイタリアに入国し、メディカルチェックをへて正式にサインを交わす予定となっている。なお、現在セリエAで19位と降格圏内に沈んでいるパルマはすでにミランからイタリア代表DFアンドレア・コンティを獲得しているほか、ローマのDFフェデリコ・ファシオも獲得間近に迫っている。
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