日本代表DF冨安健洋を擁するボローニャはリーグ・ドゥ(フランス2部)のトゥールーズFCからウルグアイ人DFアグスティン・ロヘルの獲得間近に迫っているようだ。28日、イタリアメディア『トゥットメルカート』が報じている。
センターバックを本職とするロヘルはウルグアイの国内リーグで2015年にトップチーム昇格を果たすと、翌2016年にウルグアイU-20代表に選出される。その後、ロシア・プレミアリーグ(ロシア1部)のクリリヤ・ソヴェトフ・サマーラをへて2019年夏にトゥールーズFCに加入。ただ、移籍直後に長期離脱を強いられると今季はリーグ戦で出番がなく、ここまでカップ戦1試合の出場にとどまっている。
ロヘルはトゥールーズFCとの契約期間を2022年6月まで残しているが、チーム内で厳しい立場に置かれており今冬退団が濃厚と伝えられている。また、同選手はイタリアのパスポートを保持していることから、選手登録の際にEU圏外枠に数えられないこともボローニャが獲得に向かった要因であるようだ。
なお、ロヘルは身長190cmを誇り、空中戦での強さが最大の持ち味である。今冬のマーケット期間が来週はじめに閉鎖を迎える中、果たしてボローニャはトゥールーズFCとの取引を成立させることができるのだろうか。
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