
インテルのデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンは今冬の移籍市場で同クラブに残留する可能性が高まっているようだ。28日、イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』が報じている。
今シーズン、アントニオ・コンテ監督の下で構想外となっているエリクセン。直近のセリエA8試合でわずか20分間の出場となっており、今冬の移籍市場での新天地への移籍が有力とされてきた。しかし、同紙によるとエリクセンは一転してインテルに残留可能性が高まっているようだ。
エリクセンは26日に行われたコッパ・イタリア準々決勝のミラン戦に88分から出場するとアディショナルタイムの97分にフリーキックを沈め決勝点を記録。試合後、コンテ監督は「インテルは誰も放出しない。我々はエリクセン以外に試合の流れを変えられる選手を保持していない。彼のゴールを嬉しく思うよ」とコメントを残している。
また、エリクセンに対してはこれまで古巣であるトッテナム・ホットスパーやマウリシオ・ポチェッティーノ監督率いるパリ・サンジェルマン、ローマなどが興味を示しているものの、いずれも合意には至っていない。はたしてエリクセンはシーズン後半戦もインテルの一員として悲願のスクデット獲得に向けてプレーすることになるのだろうか。
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