明治安田生命J2リーグの大宮アルディージャで昨季までプレーしていたMF黒川淳史は、エクストラクラサ(ポーランド1部)のレヒア・グダニスクへの移籍する可能性が消滅した。24日、レヒア・グダニスクがクラブ公式サイトを通じて発表している。
黒川淳史は大宮アルディージャの下部組織から2016年にトップチーム昇格を果たすと、プロ2年目の2017シーズンでは公式戦11試合に出場し2得点をマーク。翌2018年から2シーズンにわたり水戸ホーリーホックへレンタルにより在籍した後、大宮アルディージャに復帰すると昨季は主力としてJ2リーグ37試合に出場し7ゴールをあげていた。また、昨年末には2021シーズンの契約更新を行ったものの、大宮アルディージャは同選手が海外クラブとの移籍交渉を行っていることを今月15日に発表していた。
その中、レヒア・グダニスクは黒川淳史が数日間ポーランドに滞在してメディカルチェックを受けた結果、問題が見つかったとして契約に至らなかったことを公式発表している。
なお、大宮アルディージャは同選手の去就について現時点では何も発表を行っていない。すでにリーグ開幕にむけて沖縄県でキャンプを行う中、昨季背番号「10」を身にまとった有望株が再びチームに戻ることになるのだろうか。
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