アーセナルとの契約を解除したギリシャ代表DFソクラティス・パパスタソプーロスにセリエA行きの可能性が浮上しているようだ。22日、イタリア紙『トゥットスポルト』が報じている。
ソクラティスは2018年夏にボルシア・ドルトムントからアーセナルに加入。移籍1年目は主力として公式戦39試合に先発出場していたが、昨季は新型コロナウイルス感染拡大によるリーグ戦中断以降においてほとんど出場機会がなく、今季にいたってはUEFAヨーロッパリーグとプレミアリーグの登録メンバーから外れるなどミケル・アルテタ監督の構想外となり、今月20日に双方の合意のもと契約解除を行っていた。
ソクラティスの新天地候補にはセビージャ、ベティス、ジェノアの名前があがっているが、ラツィオが同選手をリストアップしている模様。ラツィオはDFルイス・フェリペが今年3月まで戦列を離れることが確定していることからセンターバックの新戦力確保を目指している。そのターゲットとして、現在ユベントスからスタッド・レンヌにレンタル移籍で加わっているDFダニエレ・ルガーニの名前があがっているが、パルマとの争奪戦になる可能性があり状況次第ではターゲットをソクラティスに切り替えることも視野に入れているようだ。
なお、ラツィオは現在勝ち点31の7位につけており、来季UEFAチャンピオンズリーグ出場圏内の4位ローマとは3ポイント差となっている。また、今週なかばに行われたコッパ・イタリアベスト16のパルマ戦では2-1と勝利しており準々決勝へ駒を進めている。
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