セレッソ大阪に大きな痛手…昨季J1全試合フル出場のマテイ・ヨニッチが中国クラブへ移籍

明治安田生命J1リーグのセレッソ大阪は21日午後、DFマテイ・ヨニッチが上海緑地申花に完全移籍することを公式発表している。

　ヨニッチは母国クロアチアの国内クラブを渡り歩いた後、韓国Kリーグの仁川ユナイテッドをへて2017年にセレッソ大阪に加入。移籍1年目にYBCルヴァンカップと天皇杯の2冠達成に大きく貢献。翌2018シーズン以降も不動のセンターバックとしてチームをけん引し、昨季はJ1リーグ全試合でフル出場を果たしていた。

　同選手はセレッソ大阪を退団することについて「親愛なるセレッソ大阪とファンの皆様、突然のことで皆様を驚かせてしまい申し訳ありません。私のサッカー人生の中でセレッソの一員になれた事は最高な出来事でした。皆様が自分を必要としている事は誰よりも分かっていますが、家族と相談し、年齢的にもこれが最後のチャンスと思い、新しい環境で自分を試したい、という決意に至りました。私を必要とし熱心に話をしてくれたセレッソには本当に申し訳ない気持ちと感謝の気持ちでいっぱいです。私はセレッソを第二の家として一生忘れません。今までサポートして下さった選手、スタッフ、サポーターの皆様、本当にありがとうございました。桜の戦士はいつまでも僕の心に居続けます」とクラブ関係者やサポーターに対して感謝の気持ちを伝えた。