明治安田生命J1リーグの鹿島アントラーズは18日午後、DF奈良竜樹が2022年1月31日までアビスパ福岡に期限付き移籍することを公式発表している。
北海道出身の奈良竜樹はコンサドーレ札幌(現北海道コンサドーレ札幌)の下部組織から2012年にトップチーム昇格を果たすとプロ3年目の2014シーズンにはJ2リーグで39試合に出場するなど頭角を現す。FC東京への期限付き移籍をへて2016年に川崎フロンターレへ完全移籍により加入すると翌年にはJ1リーグ27試合に出場してリーグ優勝に貢献。しかし、出場機会の減少に伴い昨年に鹿島アントラーズへ移籍したものの、カルロス・ザーゴ監督のもとで公式戦わずか7試合の出場にとどまっていた。
同選手は鹿島アントラーズを離れることについて「このたび、アビスパ福岡に期限付き移籍することになりました。昨シーズンはチームの力になれず、本当に悔しい思いとともに、申し訳ない気持ちでいっぱいです。鹿島アントラーズという素晴らしいクラブの一員として戦えたことは、僕の誇りです。また、僕を受け入れ、どんなときも支えてくれたサポーターの皆さんには感謝しています。ありがとうございました。また皆さんと会える日を楽しみにしています」とメッセージを送っている。
また、アビスパ福岡で2021シーズンを迎えることについては「鹿島アントラーズから来ました奈良竜樹です。アビスパ福岡の目標を達成するために、全力で戦います。素晴らしいシーズンにしましょう」とクラブ公式サイトを通じてコメントを残した。
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