明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスは14日午後、U-22日本代表GKオビ・パウエル・オビンナと2021シーズンの契約更新を行ったことを公式発表している。
ナイジェリアと日本のハーフであるオビ・パウエル・オビンナはJFAアカデミー福島から流通経済大学に進学。北海道コンサドーレ札幌をはじめ日本国内の複数クラブによる争奪戦が展開される中、2019年8月に横浜F・マリノスへの加入が内定する。入団後は横浜F・マリノスでの出場機会がない中、8月に栃木SCへ育成型期限付き移籍により加入。しかし、11月にAFCチャンピオンズリーグが中東で一極集中開催されることが正式に決まったことを受け、移籍に関するゴールキーパー限定での特例措置によりわずか2カ月で横浜F・マリノスに復帰する。
そして11月から再開されたAFCチャンピオンズリーグでは4試合でゴールマウスを守ったほか、リーグ戦でも2試合に出場し、アンジェ・ポステコグルー監督からの評価を高めている。身長193cmをほこる守護神はGK高丘陽平らとのポジション争いが待ち受ける中、プロ2年目の今季に出場機会を増やすことができるのだろうか。
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