明治安田生命J1リーグのサンフレッチェ広島に完全移籍により加入したFWジュニオール・サントスに関する契約内容についてブラジルメディア『Diario do Nordeste』が13日に詳細を報じている。
ジュニオール・サントスは2019年夏にカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のフォルタレーザECから柏レイソルへ完全移籍により加入したものの、わずか3試合の先発出場にとどまっていた。しかし、昨夏に横浜F・マリノスへ期限付き移籍により加わると公式戦18試合で先発メンバーに名を連ねて13ゴールと本来のパフォーマンスを発揮。昨季終了後に期限付き移籍満了により柏レイソルに復帰した後、サンフレッチェ広島へ完全移籍により加入している。
同選手の契約内容について、ブラジルメディアはサンフレッチェ広島が3年契約を締結したと主張。また、フォルタレーザECは柏レイソルにジュニオール・サントスを売却する際、保有権の25%を持つという条項を盛り込んでいた模様。サンフレッチェ広島が柏レイソルに払った移籍金額については明記されていないものの、一部がフォルタレーザECに支払われるものとみられる。
なお、ジュニオール・サントスの保有権についてはサンフレッチェ広島やフォルタレーザEC以外にもブラジルの複数クラブは持っているようだ。サンフレッチェ広島は完全移籍で同選手を獲得したとはいえ、今後の移籍交渉において非常に複雑な問題を抱えるかもしれない。
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