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ミランが獲得狙うフランスの新鋭DFシマカン、2カ月の戦線離脱へ…

モハメド・シマカン 写真提供: Gettyimages

 ミランが今冬のマーケットで獲得を狙っているストラスブールのDFモハメド・シマカンは戦線離脱を余儀なくされるようだ。12日、イタリアメディア『RAI Sport』が報じている。

 ストラスブールの下部組織出身であるシマカンは2019年にトップチームへ昇格すると、プロ1年目の昨季は主に右サイドバックとして公式戦21試合に先発出場。今季は2020年12月までリーグ戦全17試合で先発メンバーに名を連ねるなど主力としての地位を確立していた。

 ところが、同選手は今月9日に行われたリーグアン第19節・ランス戦で先発出場したものの、ハーフタイムでピッチから退くと試合後に膝の負傷が判明。フランス国内の複数メディアが伝えるところによると、離脱期間はおよそ2カ月になるものとみられる。

 これにより、ミランは今冬のマーケット期間においてシマカンの獲得を見送る可能性が高いという声が上がっている。ただ、パオロ・マルディーニSD(スポーツディレクター)は『RAI Sport』のインタビューにおいて「(シマカンに関して)まだ何も決まっていない。彼のことは今シーズン追い続けてきた。我々は少なくとも(彼の獲得にむけてストラスブールと)合意する必要があるが、現時点ではまだその段階に至っていない」とコメントを残すにとどまっている。