明治安田生命J1リーグのセレッソ大阪は、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のコリチーバに所属するMFジオヴァンニ・アウグストの獲得に失敗していたようだ。6日、ブラジルメディア『globe』が報じている。
アトレティコ・ミネイロで2010年にプロデビューを果たしたジオヴァンニ・アウグストは2020年1月にフリーでSCコリンチャンス・パウリスタからコリチーバに加入。トップ下やサイドなど中盤の様々なポジションをこなす中、昨季はリーグ戦20試合に出場して4ゴール5アシストと結果を残していた。
同選手の去就を巡っては、現行契約において今年1月1日から国外クラブへの移籍が可能という条項が盛り込まれていたため、UAE(アラブ首長国連邦)のホール・ファカンやセレッソ大阪が獲得オファーを提示。しかし、本人はリーガMX(メキシコ1部)のマサトランFCを新天地に選び、同クラブと2年の契約期間でサインを交わしたようだ。
セレッソ大阪は昨季終了後にミゲル・アンヘル・ロティーナ監督の後任としてレヴィー・クルピ氏を招へい。また、FW柿谷曜一朗やDF木本恭生、FWブルーノ・メンデスをはじめ複数の主力選手が退団するなどメンバーの大幅な入れ替えが行われている。このジオヴァンニ・アウグストの獲得失敗が今後、編成面でどのような影響を与えるのだろうか。
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