明治安田生命J2リーグの京都サンガは6日午前、先日湘南ベルマーレを契約満了に伴い退団していたMF中川寛斗の獲得を公式発表している。
身長155cmと現役Jリーガーの中では最も身長の低い選手である中川寛斗は柏レイソル下部組織から2013年にトップチームへ昇格するとともに、湘南ベルマーレへ期限付き移籍により加入。2014シーズンには同クラブでJ2リーグ優勝を経験したものの、出場機会には恵まれず翌2015年に柏レイソルへ復帰する。しかし2016年以降は下平隆宏監督から信頼を勝ちとると、2017シーズンはJ1リーグ22試合に出場し優勝争いを演じるクラブの原動力となった。しかし翌2018シーズンに柏レイソルがJ2リーグへ降格したことにより湘南ベルマーレへ再び期限付き移籍により加入。2020シーズンは完全移籍により湘南ベルマーレの一員となり公式戦21試合でピッチに立っていた。
湘南ベルマーレ在籍時に曺貴裁監督から指導を受けていた同選手は京都サンガ加入について「京都サンガF.C.のサポーターの皆さん、初めまして中川寛斗です。2021年シーズン、J2優勝・J1昇格に貢献できるよう、愚直に素直にサッカーに取り組みます。最高のスタジアムでサンガがより飛躍することで、京都の街を一緒に盛り上げましょう!そして何より僕を必要としてくださったこの御恩を忘れず、1日1日を大切にしてサンガと共に高みを目指します!応援よろしくお願いします!」とクラブ公式サイトを通じて意気込みを語った。
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