アスレティック・ビルバオは3日、ガイスカ・ガリターノ監督の解任にくわえてマルセリーノ・ガルシア・トラル氏の招へいを公式発表している。
今季、開幕節から大型連敗のビルバオは、第17節終了時点で6勝8敗3分、勝ち点21の9位となっており、来季欧州カップ戦出場圏内の5位まで7ポイント差となっている。3日に行われた第17節・エルチェ戦でも1-0と勝利を収めていたものの、クラブ首脳陣はこの試合後に監督交代を決断している。
今季途中からビルバオを率いるマルセリーノ氏は、セビージャやビジャレアルで指揮を執ると2017年夏にバレンシアの監督に就任。2018/19シーズンにはコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)決勝でバルセロナに勝利して自身の指導者キャリアにおける初タイトルを掴んでいたが、2019年9月に解任されていた。
およそ16カ月にわたりフリーの身となっていたマルセリーノ氏だが、UEFAチャンピオンズリーグやヨーロッパリーグ出場を目指すビルバオを自身の手腕で上位に引き上げることができるのだろうか。
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