ローマMFザニオーロ「移籍できたことをインテルに感謝している…」

　ローマのイタリア代表MFニコロ・ザニオーロはイタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』のインタビューに応じ、自身やローマにについてコメントを残した。

　今年の1月に右ひざの前十字靭帯断裂及び半月板損傷、9月には左ひざの前十字靭帯を損傷したザニオーロ。同選手は2つのケガについて「最初のケガは私にとってそれほど重いものではなかった。ロックダウンの影響もあってEURO2020も延期になり、数試合を逃しただけになったからね。私はリハビリに専念しなければならなかったからね。けど、2度目のケガは厳しかったね」とコメント。

　また、復帰時期については「落ち着いてリハビリしているよ。私には未来があるしね。無理をする必要はないんだ。目の前の2、3ゲームに出場したいからといって無理をしたらキャリア自体が危機に陥るからね。4月にはピッチに戻りたいと思っている。EURO2020には出場したいね」とコメントし、延期となったEURO2020への熱意を示した。

　ザニオーロは続けてインテルからローマへの移籍について「インテルは経験豊富な即戦力を求めているんだ。当時の私は違ったね。だからインテルは私を移籍させることを選んだ。インテルには感謝しているよ。なぜならローマで活躍するチャンスをくれたからね。ローマは素晴らしい街だし、クラブもしっかりしているんだ。ここでローマの一員としてプレー出来て嬉しいよ」とローマでの満足感をあらわにした。