明治安田生命J1リーグのサンフレッチェ広島は26日午前、愛媛FCでの期限付き移籍期間を終えたMF長沼洋一の復帰を公式発表した。
サンフレッチェ広島の下部組織出身である長沼洋一は2016年にトップチーム昇格を果たした後、2017年8月にモンテディオ山形へレンタルで加入するも、シーズン後半戦はわずか3試合の出場にとどまる。その後、2018シーズンはレンタル移籍で加入したFC岐阜で過ごすと、昨季から2シーズンにわたっては愛媛FCに在籍。今季はJ2リーグで39試合に出場していた。
同選手は再びサンフレッチェ広島の一員としてプレーすることについて「広島に復帰することになりました。またサンフレッチェ広島のファン・サポーターの皆さまの前でプレーできることをとても嬉しく思います。ユースから育てていただいたクラブで活躍すること、そしてチームのタイトル獲得のためのチカラとなれるよう、頑張っていきます。よろしくお願いします!」と意気込みを語っている。
また、期限付き移籍期間の満了に伴い愛媛FCを離れることについては「今シーズンはコロナ禍という異例の事態で難しく大変なシーズンでした。そんな中でも、ファン・サポーターの方々は声援を送り続けてくださり、スタジアムにも足を運んでくれました。チームとしても個人としても結果を出すことができず申し訳なく思っております。愛媛FCに在籍した2年間でいろいろな経験ができ、選手としてはもちろん、1人の大人としても成長できました。サンフレッチェ広島に復帰することになりましたが、J1のステージで活躍する姿を、愛媛の皆さまにお見せできるよう日々頑張りたいと思います。愛媛FCの選手ではなくなりますが、サッカー選手『長沼洋一』をいつまでも応援して頂けたら嬉しいです。2年間ありがとうございました」とクラブ公式サイトを通じて感謝の言葉を残した。
コメントランキング