バルセロナはアーセナルの元ドイツ代表DFシュコドラン・ムスタフィの今冬獲得へ本格的に動いているようだ。23日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。
2016年夏にバレンシアからアーセナルに加入したムスタフィは、今シーズン膝の負傷により10月中旬まで戦列を離れていたが、復帰後もミケル・アルテタ監督のもとで出場機会は増えず、先発メンバーに名を連ねたのはここまでわずか6試合となっている。一方、バルセロナは今夏のマーケットでディフェンス陣の補強を優先していたものの、アメリカ代表DFセルジーニョ・デストの獲得にとどまっており、来年1月にさらなる戦力アップが求められている。
バルセロナはかねてからマンチェスター・シティのスペイン代表DFエリック・ガルシアの復帰に本腰を入れているが、シティが放出の意思を示していない模様。その中、エリック・ガルシアに次ぐ獲得候補と目されるムスタフィの代理人が自身のSNSにバルセロナのホームであるカンプ・ノウの写真とともに「これから会談へ」という言葉を投稿していることもあり、同選手がバルセロナへ移籍する可能性は高いという見方が広まっているようだ。
なお、ムスタフィとアーセナルの現行契約は来夏に満了を迎える。新型コロナウイルスの感染拡大の影響によりクラブ財政に余裕がない中、移籍金を安く抑えた上ですでにラ・リーガの舞台を経験している同選手を獲得することはできるのだろうか。
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