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清水エスパルス、ヴァウドの残留確実か「ほとんどの試合でプレーできたのが…」

清水エスパルスのホーム IAIスタジアム日本平 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの清水エスパルスは、DFヴァウドの残留がほぼ確実であるようだ。22日、ブラジルメディア『VAVEL』がこれを伝えている。

 セアラーSCから今年1月に清水エスパルスに完全移籍で加入したヴァウドは2月16日に行われたYBCルヴァンカップ・グループステージ第1節・川崎フロンターレ戦でフル出場。いきなり来日初のデビューを果たすとJ1リーグでも開幕節のFC東京戦での先発出場を皮切りにレギュラーに定着。中断期間明けも不動のセンターバックとしてピッチに立ちつづけるなど、公式戦30試合で先発メンバーに名を連ねた。

 Jリーグ初挑戦で継続して好パフォーマンスを発揮したヴァウドは、母国メディアの取材において「(清水エスパルスでの1年目は)個人的にとても特別なシーズンだったよ。ほとんどの試合でプレーできたのが何より僕にとって重要なことだ。チームを助けるために、そして清水エスパルスのユニフォームを着て素晴らしい試合をするためにシーズンを通してハードワークを続けてきたよ」と確かな手ごたえをつかんだことを明かしている。

 また、自身の将来について質問を受けると「今シーズンより良い結果を手にするためにもハードワークするよ。清水エスパルスでの2021シーズンに向けて非常にモチベーションは高いね」と来季も清水エスパルスでプレーすることを示唆する言葉を残した。

 なお、清水エスパルスはヴァウドのパフォーマンスとは裏腹に今季はJ1リーグ16位と不本意な成績に終わっている。来季は4クラブがJ2リーグに降格するというルールの中で行われるだけに、同選手を含め選手全員のさらなるレベルアップが求められる。