バルセロナに所属するFWリオネル・メッシに対して、かつてアルゼンチン代表で同僚の関係にあり今秋に現役を退いたパブロ・サバレタ氏がマンチェスター・シティへの移籍を勧める言葉を残しているようだ。15日、スペイン紙『スポルト』がこれを伝えている。
メッシの去就を巡っては、昨季終了後にクラブ首脳陣に対して退団の意向を示していたものの、7億ユーロ(約880億円)という天文学的な金額を伴った契約解除条項が現行契約に付帯されていることもあり、残留を決断。それでも同選手の契約が来夏に満了を迎えることもあり、周囲は依然としてバルセロナを離れる可能性がささやかれている。
その中、かつてマンチェスター・シティでジョゼップ・グアルディオラ監督とともにタイトルを勝ち取ったサバレタ氏は 「メッシが置かれている状況は悲しいものだよ。彼がバルセロナとの契約最終年に残留すると僕は思っていなかった。チームはうまくいっていないし、自分たちのフットボールを楽しんでいないように見えるよ。シーズンが終わった後、メッシに何が起こるのか様子を見よう」とコメント。
そして「彼にはセルヒオ(・アグエロ)という素晴らしい友人がいる。それに過去にはバルセロナでペップ(ジョゼップ・グアルディオラ)とも一緒に仕事をしていたので、互いのことを理解している」
「もしメッシがバルセロナを離れ、他のリーグでプレーするという決断を下すならば、(マンチェスター・)シティはもちろん(移籍先の)候補のひとつになるだろう」
「どの選手もプレミアリーグで素晴らしい経験をしたいと思っているだろう。世界で最も優れたリーグだし、おそらく彼も数年間プレミアリーグで楽しくプレーしたいと思っているだろうね」と語っており、バルセロナ退団の場合にはマンチェスター・シティへの移籍が最善の選択であることを強調している。
なお、バルセロナは今季、UEFAチャンピオンズリーグではベスト16入りを果たしているものの、ラ・リーガでは11試合を消化して勝ち点17の8位と首位を走るレアル・ソシエダに9ポイント差をつけられている。
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