インテルは今冬にアタランタのアルゼンチン代表FWアレハンドロ・ゴメスの獲得に向かう場合、デンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンを交換要員として取引に含めるかもしれない。15日、イタリア紙『コリエレ・デラ・セラ』が伝えている。
アレハンドロ・ゴメスは直近数シーズンにわたりアタランタの中心選手としてクラブの躍進を支え、今季もゲームキャプテンを務めていたものの、12月1日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ・グループステージ第5節のミッティラン戦でジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督と口論に発展。その後、本人は自身のSNSを通じて今冬にもクラブを離れる可能性を示唆するコメントを残しており、両者の関係は悪化の一途をたどっているものとみられる。
複数メディアの報道によると、移籍先としてトリノやサウジアラビアのアル・ナスルの名前があがっているが、アレハンドロ・ゴメスはベルガモ州近辺にとどまることを望んでいることから、同紙はインテルも移籍先候補のひとつとして考えられると主張。
くわえて、アントニオ・コンテ監督のもとで先発出場の機会が少ないエリクセンを交換要員に差し出した上で来年6月までのレンタルにより獲得する可能性を指摘しているが、年俸750万ユーロ(約9億4500万円)というエリクセンの年俸がトレード実現へ向けた障壁になるかもしれない。
なお、イタリアメディア『トゥットメルカート』が伝えるところによると、アレハンドロ・ゴメス、ガスペリーニ監督、そしてアントニオ・ペルカッシ会長による会談がすでに行われたものの、関係に修復には至っていないようだ。
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