いよいよ今週末(9月12日)に迫った20/21シーズンのプレミアリーグ。待ちきれなかったあの興奮が日常に戻ることを改めて幸せに感じる。さて今回はそんな待ちきれない新シーズン、見事昇格を果たしたリーズ・ユナイテッド、ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン、フラムの3チームの注目選手たちをご紹介したい。
カルバン・フィリップス(リーズ)
17年ぶりとなるプレミアリーグ復帰を決めたリーズ・ユナイテッド。マルセロ・ビエルサ監督の下、再びプレミアの挑戦に挑むリーズだが、リーズの心臓部を担うカルバン・フィリップスはやはり注目選手となるだろう。
💯 | Congratulations to @Kalvinphillips who makes his 100th appearance for #LUFC tonight against Swansea #ALAW pic.twitter.com/pbLOWj1GOD
— Leeds United (@LUFC) August 21, 2018
昨シーズンのチャンピオンシップにおいて、様々なフォーメーションで戦い、その度に最適な選手配置を行った中で、彼だけは中盤の底の位置で必ずと言っていいほど起用され代えのきかない存在となる。ポジショニングに優れており、ボールカットにおいては素晴らしい才能を発揮している選手だ。プレーが評価され、2020年8月にはUEFAネーションズリーグのメンバーとして、イングランド代表に初招集された。
マテウス・ペレイラ(ウェスト・ブロムウィッチ)
バギーズ(ウェスト・ブロムウィッチの愛称)の一翼を担う注目選手は間違いなくマテウス・ペレイラだ。攻撃におけるブレインとして今シーズン大きな期待が寄せられている。トップ下やウイングを主戦場とし、ハイプレスとチャンスメイクに優れた選手だ。とにかく足元の技術がすごい。彼の一瞬のひらめきからゴールに迫ることのできる数少ない選手であると考える。
“Get a fire extinguisher because this boy is on fire.” 🔥
— West Bromwich Albion (@WBA) November 28, 2019
Andy Johnson’s reaction to Matheus Pereira’s incredible free-kick against Bristol City on WBA Radio. 📻🎙#WBA pic.twitter.com/jUaIaA3TKa
昨シーズン、チャンピオンシップでは8ゴール16アシストとバギーズの31%のゴールに関与している。当時はスポルティング・リスボンからの期限付き移籍で加入していたが、買取オプションを行使し、名実ともに今シーズンからはウェストブロムの一員となった。決定的なアシストを量産できるプレーメーカーがプレミアでどこまで通用するのかとても楽しみだ。
ジョー・ブライアン(フラム)
たった1シーズンでプレミアリーグへの帰還を果たしたフラム。今シーズンのフラムの注目選手はジョー・ブライアンだ。左サイドバックを本職とし比較的小柄ながらも対人能力が優れている。それだけではなく注目は攻撃へのサポートも入念で、フラムの流動的な攻撃を促している。チームトップタイとなる7アシストが彼の攻撃面での重要性を物語っている。
.@joebryan special edition. 🤪
— Fulham Football Club (@FulhamFC) August 5, 2020
Gentleman Jim style! 😎#FULFORCE pic.twitter.com/vcAgtoIBgQ
また彼がいなければ昇格も果たせなかったかもしれない。ブレントフォードとの大激闘を制したチャンピオンシッププレーオフ決勝ではGKの意表を突くFKで均衡を破り、またトドメとなる追加点を決めプレミア昇格を決定づけた。攻撃の要として今後もキーマンになることは間違いない。
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