FC東京は14日、日本代表DF室屋成のハノーファーへの完全移籍を発表した。ハノーファーも同じく室屋の獲得を発表。移籍金はフリーとなっており、3年契約での完全移籍となったようだ。また14日、独紙『ビルト』もこの移籍を報じている。
同紙は14日、「コニャック監督は日本代表を手に入れた」と題してこの移籍を報道。現在のハノーファーのスカッドの中で、日本代表MF原口元気に次ぐ2人目の日本人選手であること、室屋が2016年に行われたリオオリンピック代表メンバーであることを紹介している。
ハノーファーのゲルハルト・ツーバースポーツディレクターは「室屋はスキルが高く、足が速く、両足を使えるサイドバックだ。精度の高いクロスも供給することができる。彼は両サイドでプレー出来るし、ハノーファーにとって大きな価値をもたらすだろう」と室屋のプレースタイルを高く評価している。
また、同紙によると室屋はハノーファーにとって今夏の最初のサイドバックの補強となった模様。この夏にハノーファーは5枚のサイドバックとの契約が満了となっており、少なくともあと3枚の補強を行うとみられている。もしかすると日本代表DF長友佑都のハノーファーへの移籍の噂も現実するのかもしれない。
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