ジダン
レアル・マドリードの指揮官であるジネディーヌ・ジダンは、このクラブの全てを知り尽くしてから現在の一流監督となった。
2001年から2006年にかけてロス・ ガラクティコス(マドリードの愛称)のスター選手となり、引退を迎え、2013年に副監督としてカルロ・アンチェロッティのスタッフに加わった。その後、2年ほどカスティージャ(マドリードのリザーブチーム)で監督経験を積んでから、2016年1月にトップチームに就任している。
ジダンの元でマドリードは多くのタイトルを獲得。CL3連覇(2015-2016、2016-2017、2017-2018)まで果たすことができた。
インザーギ
ジダンと似たような道を歩んでいるのは、セリエA4位で2019/20シーズンを終えたラツィオの監督シモーネ・インザーギである。彼は現役人生の多くをラツィオに注いだ(1999-2010)。
引退後も指導者としてビアンコチェレスティ(ラツィオの愛称)と共に道を歩み続ける。U-17のコーチとしてスタートを切ると、2013/14シーズンからはU-20の監督を務め、U-20コッパ・イタリアで2度の優勝を果たした。
2016年4月3日、ステファノ・ピオリの解任に伴い、インザーギはトップチームの監督に昇格。そして、マルセロ・ビエルサのわずか2日間の監督就任という珍事(2016年7月6日に就任するも、7月8日に一試合も指揮をとることなく解任)を除いて、ラツィオの指揮官としての役割を果たし続けている。
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