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CBとCF、両刀使いのJリーガー5選

山村和也 写真提供: Gettyimages

山村和也

2019年から川崎でMF(ミッドフィルダー)として登録されている山村和也。学生時代は国見中学校でFW、MFとしてプレーし、国見高校に上がるとDFに転向した。

2012年に鹿島アントラーズへ入団すると、プロ初年度から背番号「4」を背負いCBとして活躍したが、ボランチとして使われる時期もあった。

2016年セレッソ大阪に移籍後、山村のポジションは大きく変わる。当初はボランチとしての活躍を期待されての加入だったが、夏の移籍期間中にMF山口蛍がクラブに加わると、控えメンバーとしての試合が増えることとなった。

2017年にトップ下にコンバートされた山村は、決勝点となるゴールを決める活躍を見せる。同シーズン中はトップ下を中心に、ボランチ、CB、CFとしても出場機会があった。


田中マルクス闘莉王 写真提供: Gettyimages

田中マルクス闘莉王

2019年12月1日に引退発表をした元日本代表のレジェンド田中マルクス闘莉王。彼ほどCBとCFの両ポジションをこなせる選手はいないだろう。

闘莉王は2001年から2009年にかけて広島、水戸ホーリーホック、そして浦和の守備の要になった。そして後の名古屋グランパス時代(2010-2016)にはFWとして出場することもあった。

闘莉王ファンにとって最も記憶に残っているFWとしてのエピゾードは、京都サンガ時代(2017-2019)の出来事だろう。2017年4月15日に行われた第8節の愛媛戦。闘莉王はFWとして出場し、見事なハットトリック(3得点)を達成した。

35歳11カ月22日で挙げたそのハットトリックは、J2最年長記録を更新し、J1・J2・ルヴァン杯の得点を合わせると、闘莉王はJリーグ公式戦通算得点102得点でJリーグ史上最多得点のDF登録選手となった。

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名前Uccheddu Davide(ウッケッドゥ・ダビデ)
国籍:イタリア
趣味:サッカー、アニメ、ボウリング、囲碁
好きなチーム:ACミラン、北海道コンサドーレ札幌、アビスパ福岡

14年前に来日したイタリア人です。フットボール・トライブ設立メンバーの1人。6歳の時に初めてミランの練習に連れて行ってもらい、マルディーニ、バレージ、コスタクルタに会ってからミランのサポーターに。アビスパ福岡でファビオ・ペッキア監督の通訳も務めた経験があります。

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