レスター(プレミアリーグ)
失速したクラブとしてレスター・シティも当てはまることだろう。リーグ戦中断前である第29節時点ではリバプール、マンチェスター・シティに次ぐ3番手として来シーズンのチャンピオンズリーグ出場を手中に収めようとしているところだったが、再開後の2勝3分3敗という失速はチャンピオンズリーグ出場に黄色信号を点灯させた。第37節を終え現在5位。最終節は絶好調マンチェスター・ユナイテッドとのチャンピオンズリーグ出場を賭けた大一番になる。
中断前は当たり前のように複数得点を積み重ねてきたが、再開後は1試合平均ゴール数が1.13に留まり攻撃面に不安を抱えている。やはり、主力メンバーの負傷離脱が大きかったか。
シャルケ(ブンデスリーガ)
再開後の失速としてシャルケも挙げずにはいられない。再開後9試合で2分7敗と勝利すらすることができない最悪の終わり方をしてしまった。何より1試合平均のゴール数が中断前と後で大きな乖離を見せている。
主要リーグでどこよりも早くリーグ戦を再開させたドイツで、全世界が注目するこけら落としのレビアダービーは散々たる結果に屈した。この結果は後の大失速の予兆に過ぎなかった。リーグが中断に入る第25節まではリーグ戦6位と2年ぶりの欧州大会が見え始めていたが、再開後の失速は12位まで転落させるに至り最終的には昨シーズンとさほど変わらない結果に着地した。
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