ポイント3：対戦カード
再開・開幕後のスケジュールについても6月15日に発表された。感染予防の観点から近隣クラブとの対戦を優先的に実施された新たなスケジュールが公開され、再開後のJ1では早速大阪ダービーなど見逃せない試合が待ち受けている。試合日程は案の定過密日程を強いられており、ターンオーバー含めた総力戦を制するクラブが上位にのし上がることになるだろう。
またJ1とJ2の第2節～3節、J3の第1節～2節がリモートマッチ（無観客試合）として開催されることも発表。感染状況を加味した上で徐々に観客動員を検討する方針だ。
ポイント4：VAR
まだ決定事項ではないが、今シーズンJ1で導入が始まったVARがどうやら再開後は適用を見送られる可能性が高い。これから始まる過密日程を前に数少ないVARレフェリーを準備することが難しく、映像確認時複数人で確認する方法を採るVARは「3密」の懸念を含んでおり、今回感染拡大防止を優先したいと、Jリーグ公式チャンネル（YouTube）の中でJリーグ副理事長の原博実氏が語った。昨シーズンの度重なる誤審が話題になり、適切なジャッジを行おうと導入されたVARだったが、今シーズンはあえなく開幕節の1試合の出番のみで役目を終え来シーズンまでお預けとなりそうだ。6月23日に開催される理事会でVARについて協議され最終的な運用方法が決定される。
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