名古屋オーシャンズやINAC神戸レオネッサのユニフォームサプライヤーを務める「ヒュンメル」が、フットサル専門店「RODA(ホーダ)」との第3弾となるフットサルコラボシューズを発表した。5月13日から予約開始し、22日から発売される。
ベースはヒュンメルのトップモデル「アピカーレ」
2017年、18年に第1弾、第2弾を発表し、今回が3度目となるヒュンメルとRODAのコラボシューズ。ベースになっているのは、Fリーグがスタートする前年の2006年、ヒュンメルがフットサル界に向けた挑戦として開発したシューズで「頂点」を意味するトップモデル「アピカーレ」だ。
第3弾ではインドア用のアピカーレECαPG、人工芝用のアピカーレECαTFの2足がリリースされる。
足馴染みが良く、なめらかな素足感覚を実現
今作のアッパーにはエクセーヌという人工スウェードが採用され、足馴染みが良く、なめらかな素足感覚が実現されている。インドア用のアウトソールに用いられたパナグリップは、ラバーに“パナテトラ”というテトラポッド形状の酸化亜鉛結晶素材を独自の比率で配合。耐久性を保ちながら制動性を生み出す高いグリップ力を実現しており、トッププレイヤーからの評価も高い。また、両モデルともつま先のトゥーバンパーはオーソドックスな人工スウェードで、形状が保たれ、耐久性がアップ。人工皮革の素材感や刺繍のカラーはマットにおさえられ、大人な雰囲気の一足に。
フットサル好きにピッタリのシューズに
コラボシューズの開発に携わったRODAのシューズスペシャリストである呉井瑞樹氏は、こう語る。
「シューズはかかとに合わせて履くため、かかとは身体を支えるキーポイントになります。かかとが硬ければ安定しますが、靴擦れの原因にもなるため、そのバランスが重要に。アピカーレはそのバランスが良く、グリップ力や足裏でタッチした時の感覚にも優れたモデルです」
名古屋オーシャンズのキャプテンは履きやすさやデザインを評価
2019/2020シーズンにFリーグ3連覇、シーズン3冠を獲得した名古屋オーシャンズのキャプテンの星龍太は、新型コロナウイルス感染防止によるトレーニング自粛中のため、まだ足入れをしただけだが、今作への評価と期待を口にしている。
「シュータンが薄くて履きやすいモデルです。履いてすぐのフィット感は、さすがアピカーレだな、と感じました。また、このスウェード感やシックなブラックが気に入っていて、履いてプレーしたいと思わせてくれるデザインですね。今シーズンは、コロナの影響もあり、外でのトレーニングもありそうなので、久々にターフモデルを履くのも楽しみです」
アピカーレは、フットサルのシリアスプレイヤーに向けたシューズであり、Fリーグの公式戦が開催されるインドア用のみの展開だった。しかし、『人工芝のコートでも同じフィット感でプレーしたい』というリクエストを多く受け、インドア用のシューズと共に、初めて人工芝用(ターフ)モデルの発売に至った。呉井氏は、「今回初めてターフができたことで、日本全国のフットサル好きにアピカーレを広められる」と話した。
オンラインショップで13日から予約受付開始
取り扱いは、RODA川崎と新横浜の2店舗となっているが、両店舗とも現在は新型コロナウイルスの拡大防止のため、臨時休業中。そのため、RODAのオンラインショップで今月13日より予約受付、22日より発売が開始される。
■RODAについて
神奈川県に2店舗展開するRODAは、ビギナーからトッププレイヤーまで幅広いユーザーが集まる、日本のフットサル界を牽引するフットサル専門店。RODAとはポルトガル語で「輪」を意味し、フットサルの「蹴る、着る、遊ぶ」楽しさを広げ、常に新しいスタイルを提案している。
■ヒュンメルについて
デンマークのスポーツブランド「ヒュンメル」は、世界で初めてスタッド付きスパイクを開発し、1923年に誕生。革靴でサッカーをしていた当時、真っ平らな靴底にスタッドを付け、グリップ力の飛躍的向上をもたらし、今まで不可能だったプレーを可能にした。そこで重過ぎるために理論上飛べないとされるマルハナバチ(ドイツ語でhummel)が努力を重ねて飛べるようになったという逸話を重ね合わせ、ブランドネーム&ロゴに採用。90年の歴史を経て、現在は“Change the World Through Sport.” をミッションに、独自のブランドストーリーを展開。新しいチャレンジを続けている。
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