ロナウジーニョ
2001年にブラジルのグレミオからパリ・サンジェルマンに移籍を決める前に、ロナウジーニョは別のクラブと契約する予定だったという。それはスコティッシュ・プレミアリーグに所属するセント・ミレンだ。
クラブはロナウジーニョの素晴らしいスキルを認め、彼をレンタル移籍させる一歩手前まで進んだが、ロナウジーニョは当時話題となった偽造パスポート事件に巻き込まれ取引がスムーズに進まない日々が続いていたという。
ロナウジーニョがその事件に関係していなかったと証明されたが、セント・ミレンはすでに彼のことを諦めていたという。もしロナウジーニョのヨーロッパでの経験がスコットランドから始まっていたら、どのような選手になっていただろうか。
ジネディーヌ・ジダン
1995年のことだ。ケニー・ダルグリッシュ監督のブラックバーン・ローバーズは見事にプレミアリーグ優勝を果たした。その後の夏に、ダルグリッシュはチームの強化のためにストライカーのアラン・シアラーとクリス・サットンを指揮するプレーメーカーを探していたのだ。
ダルグリッシュが選ぼうとしていたのは当時ボルドーに所属していたジダンだった。彼はまだスター選手として認められていなかったが、ボルドーで過ごした3シーズンの間に18得点と30アシストを挙げ、2回もフランスの若手最優秀選手に選ばれていた。
しかし、当時クラブの代表者であったジャック・ ウォーカーはジダンに全く興味を示さなかったという。「彼は必要ない。我々にはティム・シャーウッドがいるではないか?彼で十分だ」と…。
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