アトレティコ・マドリードのスロベニア代表GKヤン・オブラク。2014年に、チェルシーへ移籍したベルギー代表GKティボー・クルトゥワの代わりとして獲得された同選手は世界を代表するGKへ成長を遂げた。
闘将ディエゴ・シメオネ監督が「GK版メッシ」と高く評価するオブラク。今回は、そんな同選手のアトレティコ移籍後の驚異的なスタッツの数々をご紹介する。
セービング能力
アトレティコに移籍してから、537本のシュートを被弾してきたオブラク。その内431本をセーブしており、セーブ率は80.2%。2014年以降では最高セーブ率となっている。
ラ・リーガでのリーグ戦185試合に出場しているオブラクの層失点数はわずかに115。99試合でクリーンシート(無失点)を記録している。
公式戦全体(245試合)での失点数は168。133試合でクリーンシートを記録している。1試合平均の失点数は約0.69。131分間に1失点という驚異的な記録だ。
CLでも
チャンピオンズリーグ(CL)というハイレベルな大会の中でも、オブラクの成績は際立っている。これまでに27試合でクリーンシートを記録しており、これは歴代11位の記録だ。
また、オブラクは欧州カップ戦で出場した試合の54%(半数以上)でクリーンシートを記録。クリーンシート率は歴代GKの中でも2位にランクインしている。
3月に行われたCLリバプール戦(2-3で勝利)で9セーブを記録したオブラク。これは今季CLにおける1試合最多セーブ記録だ。
オブラク超えは…
1試合あたりの平均失点数でオブラク以上の成績を残しているのは元バルセロナのビクトル・バルデスと同じく元バルセロナのアントニ・ラマレッツの2選手だけだ。
オブラクは、1試合あたりの平均失点が最も少なかったGKに与えられるサモラ賞を4度受賞している。あと2回この賞を手にすれば、バルデスとラマレッツの記録を抜いて単独最多記録となる。
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