バルセロナの下部組織、ラ・マシア。これまでに数多くの名選手を輩出してきた育成機関の1つだ。しかし、近年はラ・マシア産の選手がトップチームに定着できておらず、主力選手は他クラブから獲得してきた選手の比率が高くなっている。
そんな現状を変えようとしているのが17歳のスペイン人FWアンス・ファティだ。今シーズンにトップチームデビューを果たした新星はリーグ戦14試合に出場している。
ルイス・スアレスやウスマン・デンベレなど、負傷者が続出しているバルセロナ。ファティは、そんなクラブを救う救世主となるかもしれない。今回は、同選手が今シーズンに樹立した記録の数々をご紹介する。
驚異の17歳
ラ・リーガ第4節のバレンシア戦でスタメンに抜擢されたファティは、バルセロナのホームの試合における最年少先発出場記録を更新した。
また、第3節のオサスナ戦では16歳と304日でゴールを記録しており、クラブ史上最年少得点記録を更新した。これはラ・リーガの歴史で見ても3番目に若い記録となる。第4節のバレンシア戦でもゴールを記録しており、通算2ゴールを記録したラ・リーガ史上最も若い選手にもなっている。
CLでも
チャンピオンズリーグ(CL)グループステージのボルシア・ドルトムント戦に出場したファティ(16歳と321日)。これもバルセロナの最年少CLデビュー記録となっている。
また、同じくグループステージのインテル戦ではゴールを記録。17歳40日での得点は、大会最年少記録となった。
伝説を超えるかも?
ファティは17歳48日でエル・クラシコにも出場。レアル・マドリードとの伝統の一戦においても、最年少出場記録を更新している。
また、2月に行われたレバンテ戦では2ゴールを記録。これもラ・リーガ最年少記録となっている。
18歳となるまでに、すでに5ゴールを記録しているファティ。バルセロナですでに伝説となっているメッシですら、18歳までには1ゴールしか記録できなかった。ファティは次世代のメッシとなるかもしれない。
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