リバプールのユルゲン・クロップ監督が、フィナンシャル・フェア・プレー(FFP)問題に揺れるマンチェスター・シティに言及した。英メディア『スカイ・スポーツ』が報じている。
収益の水増しが発覚し、欧州サッカー連盟(UEFA)から罰金処分と次の2シーズンに渡るチャンピオンズリーグ(CL)出場禁止処分を受けたシティ。プレミアリーグからの制裁や選手の流出など、今後のシティに関する噂や報道が後を絶たない。
そんな苦しい立場にあるシティについて、ここ数年プレミアリーグでハイレベルな競争を見せているリバプールのクロップ監督が言及した。
ユルゲン・クロップ
「聞いたときはショックだった。何が起きて、今後どうなるのかは予測できないよ。私に言えることがあるとすれば、ジョゼップ・グアルディオラ監督がセンセーショナルだということだけだよ。
彼の働きぶりや、彼が率いるチームの活躍には感心していたんだ。その思いが消えることなんてないさ。
スポーツをする人であれば、今が難しい状況だということは想像できるだろう。周囲の人間を信じるだろうし、彼らも問題ないと言う。ただ、UEFAは少し違う視点で物事を見ていて、それに対応しなければいけない。
今後どうなるかは本当にわからない。ペップや選手たちのことを心配している。彼らは何も悪くないからね。サッカーをしていただけ。素晴らしいサッカーを見せていただけなんだ。
何はともあれ、ペップはこれまでに色々なリーグが成長する手助けをしてきた。ただ、ルールは守られるべきだ。彼ら(マンC)がどうなのかはわからない。ただ、UEFAはそうじゃないと判断した。どうなるか様子を見よう」
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