
ユベントスが今月2日に獲得を発表したスウェーデン代表MFデヤン・クルゼフスキ。移籍金はボーナスまで含まれると4400万ユーロ(約53億円)に達するようだ。
セリエA屈指のクラブが獲得を発表したことで注目を集めているクルゼフスキだが、世界的な知名度は高いと言えない。サッカーマニアを除いて、プレースタイルも知らないという人がほとんどだろう。
今回は、そんなクルゼフスキについて知っておきたい4つのことをご紹介する。

キャリア
今シーズンの前半戦をレンタル先のパルマでプレーしていたクルゼフスキだが、保有権を持っていたのはアタランタだ。同選手は2016年に地元ブロマポイカルナの下部組織から、アタランタの下部組織に移籍している。
2016年にイタリアへ渡ったクルゼフスキ。17歳だった2017/2018シーズンの終盤にトップチームデビューを果たした。その後、前述したように今シーズン開幕前にパルマへレンタルで移籍。前半戦だけで4ゴール7アシストを記録し、注目を集めることとなった。
高い汎用性
今シーズンのクルゼフスキは、彼が様々なポジションや役割を高いレべルでこなせるということを証明した。
クルゼフスキは右サイドを中心に、中盤の中央、さらにはストライカーとしてもプレーしている。ただ、彼が今シーズン記録した合計11個のゴールとアシストの内、10個が右サイドから生まれている。現時点での適正ポジションは右サイドと言えるだろう。

高い技術力
今シーズンの前半戦、パルマで活躍を見せたクルゼフスキ。同選手は全体的に高い技術レベルを有している。
パスのレンジは広く、精度が高く。今シーズンは1試合あたり2.4本のキーパスを記録しており、7つがゴールに結びついている。
また、ボールタッチの技術も高水準で、高いスピードを維持したままボールを運ぶことができる。今シーズンは1試合あたり2.1回のドリブルを成功させており、クルゼフスキ中盤でも高い位置でもプレーを苦にしない1つの要因となっている。
恵まれた体格
高い技術力を武器にするクルゼフスキだが、そこに恵まれた体格が混ざり合うことで特別な選手となっている。
クルゼフスキの身長は186cm。サイドを主戦場とする選手にしては大柄だ。それ故に、クルゼフスキはトリッキーなウィンガーとしてだけでなく、よりフィジカルを前面に押し出したストライカーとしても振舞うことができる。
ディフェンダーを圧倒するスピードと技術を持つクルゼフスキは、多くのウィンガーが必要としている高さと強さまで兼ね備えている。マウリツィオ・サッリ監督がナポリ時代に寵愛したホセ・カジェホンを進化させたような選手になる可能性もあるだろう。
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