ボローニャのシニシャ・ミハイロビッチ監督が低迷するミランに苦言を呈し、獲得を逃した元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチにも言及した。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が発行する『Sportweek』がインタビューを伝えている。
急性白血病を患いながらもボローニャで指揮を執り続けているミハイロビッチ監督。同監督は去就が注目されていたイブラヒモビッチの獲得を望んでいたが、同選手はミラン移籍を決めている。ミハイロビッチ監督はそんなイブラヒモビッチとミランについて言及した。
シニシャ・ミハイロビッチ
「彼(イブラヒモビッチ)はここ(ボローニャ)にいればもっと楽しかっただろうから、残念だよ。
彼にとっても、街にとっても、クラブにとっても、彼がゴールに導く手助けをしてくれれば良かっただろう。彼はボローニャを選ぶなら私(ミハイロビッチ監督)のためだと話していた。不満はないよ。家族など、他の要因があったんだろう。
イブラは決断を下す前に私に電話をよこした。彼は約束を守ったし、親友のままだ。ただ、ピッチ上では倒さなければいけない存在になってしまったね。
ミランの戦略を理解できていなかった。彼らはあまりにも早くマルコ・ジャンパオロを投げ捨ててしまった。彼は素晴らしい監督だと思っていたんだけどね。サンプドリアにジャンパオロの招聘をアドバイスしたのは私なんだ。
ピオリももちろん有能な監督だ。問題なのは、彼らの名前がミランだということ。彼らの過去が、すべてを再構築しなければいけない現在に重くのしかかっている」
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