チェルシーに所属するドイツ代表DFアントニオ・リュディガーが、自身のツイッターで人種差別について言及した。同選手は22日に行われたプレミアリーグ第18節のトッテナム・ホットスパー戦で相手のファンから猿真似をされたとして主審に抗議。試合が一時中断する事態となった。なお、試合は2-0でチェルシーが勝利している。
この試合で、トッテナムのファンから人種差別をされたリュディガーは自身のツイッターに「サッカーの試合でまた人種差別を見るのは本当に悲しいが、それについて人前で話すことは非常に重要だと思う。そうしなければ(いつものように)数日後には忘れられます」と投稿している。
さらにリュディガーは今回の人種差別について以下のように語り、差別が無くなることを強く望んでいる。
アントニオ・リュディガー
「トッテナムのクラブ全体をこの状況に巻き込みたくはない。ほんの数人の馬鹿が行なっていることだからだ。トッテナムのファンからSNSで多くの支持的なメッセージを受け取った。これには感謝している。
この犯罪者がすぐに発見されて処罰されることを本当に望んでいる。数十台のセキュリティカメラを備えたトッテナム・ホットスパー・スタジアムのような現代のサッカー場では、それが可能に違いない。
もしそれで見つけられない場合は、事件を見たり聞いたりした目撃者がいるはずだ。人種差別が2019年にまだ存在しているのは非常に残念だ。このナンセンスはいつなくなるのか?」
サッカー界では日本国内も含め、人種差別行為が問題視されている。今後はこのような差別が無くなるよう、厳しい処罰と対策が必要になってくるだろう。
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