アトレティコ・マドリードのフランス代表MFトマ・レマルは、未だに昨夏モナコから移籍した際の約6300万ポンド(約85億円)に見合ったパフォーマンスができていないようだ。3日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
レマルは、2016/2017シーズンにモナコでブレイクを果たし、2018/2019シーズンに当時クラブ史上最高額の移籍金でアトレティコに加入した。移籍時は相当な期待を受け、フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンのお墨付きも得ていた。しかし、今シーズン公式戦で18試合に出場し、得点もアシストも記録していない。同チームのディエゴ・シメオネ監督も様々な起用法を行っているが、苦労しているようだ。
加入から1年半、これまでアトレティコで61試合に出場しているレマルだが、通算で3ゴールと6アシストの記録に留まっている。また、直近の得点は今年4月20日のエイバル戦まで遡らなければならない。さらには、ホームスタジアムであるワンダ・メトロポリターノでは、未だに1得点も挙げられていない。
レマルは、モナコ時代の輝きを取り戻し、自身の価値を再び世界に知らしめることができるのだろうか。なお、クラブ史最高の移籍金額は今夏ポルトガル代表FWジョアン・フェリックスが更新している。
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