26日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第5節、トッテナム・ホットスパー対オリンピアコスの一戦でトッテナムのイングランド代表FWハリー・ケインの同点ゴールを演出したことで一躍話題となったボールボーイ、カラム・ハインズ君が当時を振り返った。29日、英紙『サン』が伝えている。
カラム君は、オリンピアコスDFがボールをクリアした後、ボールを素早くトッテナムのセルジュ・オーリエにリターン。オーリエはボールを素早く、守備体勢の整っていないオリンピアコスDFラインの裏をとった ブラジル代表MFルーカス・モウラに預け、ケインにラストパスを送る起点となった。これが同点弾となったトッテナムは息を吹き返し、4-2で逆転勝利を収めている。
トッテナムのジョゼ・モウリーニョ監督は得点後にカラム君にハイタッチし、直後にハグ。試合後には「彼は良いボールボーイだ。試合を理解しているし、試合をリードしたね」と称賛した。
そんな15歳のカラム君があの場面を振り返った。
カラム・ハインズ
「僕はただ仕事をしただけだよ。まだ起こったことが信じられないよ。
僕はゴールの瞬間さえ見てなかったんだよ。ボールを取りに行くので忙しかったんだ。そうしたら大歓声が聞こえたんだ。ピッチに振り向いたらケインがセレブレーションしてたんだよ。
ジョゼ(モウリーニョ)は僕とハイタッチをする必要はなかった。それなのに僕のところに来てくれてうれしかったよ。いい一日になったよ。いい人生だね。」
15歳とは思えない大人bびたコメントを残したカラム君。昨日は学校でテストを受けたようだ。
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