長崎、新社長に高田明氏の長女が就任！女性社長はJ史上2人目

　J2V・ファーレン長崎は28日、来年1月1日付けで退任する高田明氏の長女、高田春奈氏の新社長に就任と12月1日付で竹元義幸氏が強化部長に就任することを公式ツイッターで発表した。

　長崎は経営難に陥っていた2017年3月に高田明氏が社長を務めていた株式会社ジャパネットホールディングスが経営権を取得し、同氏が社長に就任。そこからクラブは経営を立て直し、同年クラブ史上初のJ1昇格を決めている。2018シーズンは最下位でJ2に降格したものの、経営を立て直した高田社長は2019シーズン限りで退任することが決まっていた。

　そして今回、新社長に高田明氏の長女である高田春奈氏が1月2日付けで就任することが発表された。Jリーグクラブの女性社長就任は史上2人目だという。

　長崎は高田春奈氏と新強化部長の就任及び2020シーズンユニフォームスポンサーについて記者発表を行い、その様子を本日28日夜にクラブの公式Youtubeチャンネルにて配信するという。なお、同クラブはユニフォームサプライヤーを務めていたhummel（ヒュンメル）との今季限りでの契約終了も発表している。

　来季は新社長と新強化部長、そして新たなメーカーのユニフォームを着用し戦う。厳しいJ2の戦いを勝ち抜き、再びJ1の舞台に戻ることはできるのだろうか。