Jリーグ

最終節で大敗の京都、中田監督が退任。13失点にコメントも…

写真: @sangafc

  J2京都サンガは28日、中田一三監督の契約満了による退任を公式サイトで発表した。なお、ゲルト・エンゲルスコーチの退任も同時に発表されている。

 京都は最終節に勝利すればJ1昇格プレーオフの可能性を残していたが、柏レイソルに13失点を喫して歴史的大敗。結果、シーズンを8位で終えている。なお、この試合でケニア人FWマイケル・オルンガは8ゴールを挙げ、Jリーグの1試合における最多得点記録を更新した。

 退任となった中田監督を公式サイトを通じて以下のコメントを残した。

中田一三

「日々練習場で見る顔、スタジアムが一つになる手拍子、サポーター魂宿る応援、それらに突き動かされ躍動する選手たち、その全てが私の誇りでした。私の力が至らず、J1という舞台へ皆様を連れていけなかったことは心残りですが、今季の教訓が来季へ繋がることを信じています。京都サンガF.C.に関わる全ての皆様に大変お世話になりました。ありがとうございました!」



 さらに、同監督はツイッターにて「お知らせ!終わりは始まり、始まり、始まり… 選手を鼓舞するサポーターに魂揺さぶられた 唯一それが原動力だった ありがとう。 夢を叶えるところを見せたかった… 最後に お世話になった皆様と心から応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。 13失点は次の物語の始まり…」と投稿しており、サポーターへの感謝と最終節について言及した。

 京都は来シーズン、新スタジアムの「京都スタジアム」でホームゲームを行うことになっている。来季こそ、J1昇格を果たすことができるだろうか。