25日、日本サッカー協会(JFA)は、デロイト・トーマツ・ファイナンシャルアドバイザリー合同会社(DTFA)とコンサルティングパートナー契約および「JFA Youth & Development Programme(JYD)」サポーター契約を締結したことを発表した。DTFAを含むデロイト・トーマツグループの協力を得て、サッカー環境の向上を目的とした各種事業を推進していくようだ。
この締結に際しJFA会長の田嶋幸三氏は、グローバルな規模で多くのスポーツ関連組織等の課題解決を支援してきた同グループと共に、協会組織のガバナンス強化に取り組んで行く構えをコメントしている。
JFA会長、田嶋幸三氏
『JFAは、「サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、人々の心身の発達と社会の発展に貢献する」という理念を具現するためにさまざまな活動を行っていますが、その基盤となるのは協会組織のガバナンスです。デロイト・トーマツグループと手を携え、JFAをはじめ、9地域/47都道府県サッカー協会を含めた協会の経営基盤強化、ガバナンス強化に取り組んでいきたいと考えています』
また、サポーター契約が結ばれたJYDとは、フットボールの普及や次世代選手の育成を促進することを目的に2016年からスタートしたプログラムで、ユース年代や大学、女子、フットサル、ビーチサッカーの選手育成、グラスルーツサッカーの推進、さらには技術関連事業やサッカー環境の整備に至るまでのさまざまな施策と、それらを構成する各大会・事業を指している。
この締結が日本サッカーの強化と発展にどのように影響するか、今後に注目したい。
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