来年7月24日から行われる東京オリンピック。23歳以下が出場する男子サッカーでは日本だけでなく海外のチームのオーバーエイジ枠に誰が出場するかも気になるところ。
そこで今回は東京オリンピックに出場するかもしれないスペイン代表の選手たちをポジション別に紹介していく。
ゴールキーパー
ゴールキーパーはレアル・マドリードからの関心も報じられているアスレティック・ビルバオのウナイ・シモンやレアル・ベティスのダニエル・マルティンなどU-21スペイン代表の選手たちが注目を集めている。
またユーロ2020のスペイン代表から漏れた場合、ローマの24歳GKパウ・ロペスにオーバーエイジ枠を使う可能性も浮上しているようだが、あまりGKにオーバーエイジ枠を使う国も少ないため、可能性は低そうだ。
ディフェンダー
スペイン代表からはアスレティック・ビルバオのウナイ・ヌニェスやバルセロナからレンタルでヘタフェに加入しているマルク・ククレジャ、ビジャレアルのパウ・トーレスなど注目株の招集に期待したい。また、バルセロナの19歳DFファン・ミランダやマンチェスター・シティの18歳DFエリック・ガルシアラ10代の選手にも注目だ。
一方、オーバーエイジ枠にはレアル・マドリードのセルヒオ・ラモスやバルセロナのジェラール・ピケの名前が浮上している。
ラモスはユーロ2020があるため、実現は難しいかもしれないがスペイン五輪監督を務めているルイス・デ・ラ・フェンテ監督がラモスを連れて行きたいという意思を公言して話題になっている。
また、東京五輪に出場するか聞かれたピケは「可能性は閉じていない」とコメントしており、出場の可能性を除外することはしなかった。
ミッドフィールダー
ミッドフィルダーでは今夏マンチェスター・ユナイテッドなどのビッグクラブからの関心が伝えられたディナモ・ザグレブのダニ・オルモやバルセロナのカルレス・アレニャ、バレンシアのカルロス・ソレールなど人材は豊富だ。
なお、東京オリンピック出場権を争ったU-21欧州選手権で優勝に貢献したアーセナルのダニ・セバージョスやナポリのファビアン・ルイス、ウェストハム・ユナイテッドのパブロ・フォルナルスは東京五輪が終わるまでに24歳を迎えるためオーバーエイジ枠での出場になる。
上記の3選手はA代表にも招集経験を持つ選手たちなだけに、ユーロ2020との兼ね合いが東京五輪出場のカギを握る。
フォワード
フォワードは“バレンシアの至宝”フェラン・トーレスやバルセロナのカルレス・ぺレスやアンス・ファティなどの招集が注目されている。
また、レアル・マドリードのマルコ・アセンシオの招集の可能性が浮上しているよう。来年1月で24歳になるため、招集するならオーバーエイジ枠ということになるが、怪我で長期離脱している同選手がユーロ2020のスペイン代表に招集されなかった場合。東京五輪に回る可能性もあるという。
果たして、東京オリンピックの招集メンバーはどのような顔ぶれになるのだろうか。
コメントランキング