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ルチアーノ・スパレッティ
インテル復活の礎を築いたスパレッティ氏も、現在はフリーだ。ミラン新監督就任の噂もあったが、ステファノ・ピオリ氏が招聘されている。
スパレッティ氏は現役時代もプレーしたエンポリで、1995年に監督としてのキャリアをスタート。セリエCにいたクラブをセリエAに引き上げたことで、一躍注目を集めた。その後、2004/2005シーズンにウディネーゼを初のCL出場圏内に導いたことで、その評価を確固たるものにしている。
ローマ時代にはいち早く、フランチェスコ・トッティを軸にした偽9番を採用するなど、若手の起用とチームの再建、創造性が評価されているスパレッティ氏。インテルでも勝利への貪欲さをチームに植え付け、チャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得するなど、しっかりとアントニオ・コンテ氏にバトンをつないでいる。
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マッシミリアーノ・アッレグリ
監督として長い下積みを積んだアッレグリ氏は、2010年に自身初となるビッグクラブ、ミランの監督に就任。1年目にはリーグタイトルを獲得(ミラン最後のリーグ優勝)し、主力が流出していく中でも、しっかりとした成績を残し続けた。
そのアッレグリ氏は2014年1月に、成績不振を理由にミランの監督を解任される。すると、7月に急遽監督を辞任したアントニオ・コンテ氏の後任として、ユベントスに招聘されている。
ユベントス監督就任直後は、向かい風も強かったが、1年目からリーグ優勝(コンテ時代から4連覇)を果たし、結果で周囲を納得させると、そこから連続優勝記録を8まで伸ばした。
選手の長所を、選手本来のポジションとは別のポジションで活かすことが上手なアッレグリ氏。マリオ・マンジュキッチの起用法などが象徴的だ。実力も実績も申し分ない同氏には、多くのクラブが注目しているだろう。
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