セリエA 移籍

イブラヒモビッチ、セリエA新天地情報まとめ

写真提供: Gettyimages

 12月いっぱいでロサンゼルス・ギャラクシーとの契約が満了を迎える元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ。

 先日、イブラは自身の去就について「子供のように熱意を持っている」と、今後も精力的に活動していくことを明かしている。その中でも「イタリアは俺の第2の故郷。スクデット(セリエA優勝)に挑戦したい」と公言しており、イタリアへの移籍の可能性が高まっている。

 そこで今回は、今日までに報じられてきたイブラヒモビッチの移籍情報を紹介していく。


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ナポリ

 イブラヒモビッチが加入を希望したナポリ。同選手はディエゴ・マラドーナに捧げるドキュメンタリーを見たと話し「ディエゴがやったことを、ナポリで再現することは素晴らしい体験だと思う」と語ったことから新天地候補として名前が挙がっている。

 しかし、長期的な視点に立って着実に成果を積み上げてきたナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長が38歳のイブラヒモビッチを迎え入れるとは考えにくいとも。


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インテル

 古巣インテルからの関心も噂されているイブラヒモビッチ。マンチェスター・ユナイテッドからレンタルで加入しているチリ代表FWアレクシス・サンチェスの長期離脱が決まり、イブラに白羽の矢が立ったと報じられている。

 しかし、インテルのCFには好調を見せているベルギー代表FWロメル・ルカクとアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスがいる。

 また、インテルはイブラの他にもユベントスの元クロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチや、モナコのセネガル代表FWケイタ・バルデも獲得の候補に挙がっている。


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フィオレンティーナ

 今夏、元フランス代表FWフランク・リベリーやガーナ代表ケビン=プリンス・ボアテングを獲得したフィオレンティーナ。

 しかし、同クラブのダニエレ・プラデSD(スポーツディレクター)が「我々のプランには含まれない」と獲得の可能性を否定。フィオレンティーナへの移籍の噂は消滅している。


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ミラン

 イブラヒモビッチの古巣でもあるミラン。1年前には、ミランへの復帰に近づいていた時期もあったが、実現はしなかった。

 そんなイブラはミランについて「イタリアや世界でみんなが愛したクラブではなくなった。きっと今は、別の場所にいるべき間違った人たちがいるんだろう」とコメントしており、移籍の可能性は低そうだ。


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ボローニャ

 イブラヒモビッチがインテル所属時代に監督を務めていたシニシャ・ミハイロビッチ監督が指揮官を務めるボローニャ。

 日本代表DF冨安健洋も所属する同チームだが、すでにイブラは「ボローニャを選ぶとしたら、その理由は彼だけだ」と話しており、移籍の可能性が浮上している。

 また、すでにミハイロビッチ監督と連絡を取り合ったようで「ここならほかの選手はお前のために走る。君は前にいて、ゴールを決めるだけだ」と口説かれたことも明かしている。

 しかし、ボローニャはイブラが公言していた「スクデット獲得」を狙えるクラブではない、本人も「実現は難しい。考えが変わったら、すぐ彼に連絡するよ」とコメントしている。