
チャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節。日本時間2日に行われたレアル・マドリード(スペイン)対クラブ・ブルッヘ(ベルギー)戦で、輝きを放った1人の若者がいた。21歳のナイジェリア人FWエマヌエル・ボナベントゥレ・デニスだ。
ボナベントゥレは前半9分に先制弾を挙げると、39分には2ゴール目を記録。その後追いつかれはしたものの、サンティアゴ・ベルナベウでマドリードに引き分けるというクラブ史に残る偉業達成の立役者となった。
今回はサッカー界に颯爽と登場し、名を轟かせたボナベントゥレについてご紹介する。

ナイジェリアのネイマール
ボナベントゥレはナイジェリアのアブジャというクラブでサッカーのキャリアをスタートさせた。その後、2016年3月にウクライナのゾリャ・ルハーンシクとプロ契約を結んでいる。プロ契約1年目から先発の座を手にし活躍を続け、翌年にクラブ・ブルッヘに引き抜かれている。
ボールを巧みに扱い、相手ディフェンダーを次々にいなしていくボナベントゥレは、いつしかナイジェリアのネイマールと呼ばれるようになった。ボナベントゥレがネイマールに追いつくには、長い道のりが待っているかもしれないが、誇張ともいえない表現だ。ボール保持時の彼は特別な才能を見せつけている。

スピードはネイマール以上
その活躍からネイマールに例えられたボナベントゥレだが、そのスピードは間違いなくネイマール以上だ。プレーを一目見ればわかるが、彼の速さは尋常ではない。5分5分の状態でボールを追いかけた場合、フィジカルでねじ伏せにいったとしても、間違いなく先に進路を取られてしまう。止めるにはファールしかないだろう。このスピードという部分が、ピッチ上で彼を際立つ存在にさせている。

ブルッヘでの期待度は高い
ブルッヘはボナベントゥレを獲得するために、複数のクラブとの争奪戦を制した。その時から彼に対する期待度は大きい。クラブからだけでなく、チームメイトからの信頼も厚い選手だ。
2017年にブライトン・アンド・ホーブ・アルビオンに移籍したコロンビア代表MFホセ・イスキエルド。彼はブルッヘから去る際に、以下のように語っている。
「デニスはクラブを栄光に導くことのできる男だよ。僕がこのクラブを去ったとしても、彼がいるから心配はいらない」
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