プレミアリーグ開幕節のチェルシー戦で2ゴールを挙げ、続くウォルバーハンプトン・ワンダラーズ戦でもゴールを挙げるなど、今シーズンは開幕から存在感を示しているフランス代表FWアントニー・マルシャル。
ベルギー代表FWロメル・ルカクがインテルに移籍したことで、イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードとともにストライカーとして中央で起用されることが増加傾向にあり、今シーズンはストライカーとして中央のポジションで複数回起用されている。ただ、マルシャルはウィンガーとしてサイドでもプレーできる選手だ。ラッシュフォードとの兼ね合いで、サイドで起用されることもあるだろう。
そこで今回は中央で起用された際と、サイドで起用された際のマルシャルのスタッツを比較。果たして、彼はどちらでより優れたパフォーマンスを見せているのだろうか。
ウィンガーとして
マルシャルはユナイテッドで出場した177試合の内、109試合を左ウィンガー、10試合を右ウィンガーとして出場している。左サイドで起用された試合では34ゴールを、24アシストを記録している。約130分に1回のペースでゴールに絡んでいる計算だ。
最も生産的だったデビューシーズン(2015/2016)は17ゴールの内、11ゴールを左サイドで起用された試合で記録している。
右ウィンガーとして起用された10試合では1アシストに留まっている。約319分に1回のペースで得点に絡んでいる計算だ。また、マルシャルが右ウィンガーとして起用された9つのプレミアリーグの試合で、ユナイテッドは負け越している(2勝2分5敗)。
左右の数字を合計すると、マルシャルは119試合で36ゴール、24アシストを記録。約136分ごとにゴールに絡んでいる。サイドで起用するならば、左サイドで決まりだろう。
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