今夏の移籍市場でウェールズ代表MFアーロン・ラムジーやオランダ代表DFマタイス・デ・リフトなど、複数の新戦力を獲得したユベントス。悲願のチャンピオンズリーグ(CL)制覇に向けて、本気の姿勢が伺える。
ただ、選手を大胆に獲得すると必要になるのが放出作業だ。現状のユベントスは、余剰人員で溢れていると言ってよいだろう。そこで今回は、ユベントスが今夏の移籍市場で放出すべき5人の選手をご紹介する。
ダニエレ・ルガーニ
アンドレア・バルツァッリが昨シーズンの終了とともに引退し、ルガーニに与えられるチャンスはさらに増えるだろうとみられていた。しかし、ユベントスはアヤックス・アムステルダムからマタイス・デ・リフトを獲得した。
高齢化が進むユベントスDF陣の中で、ルガーニの若さと将来性は、彼を特別扱いさせる1つの理由となっていた。しかし、とてつもないポテンシャルを持つ20歳がチームに加わったことで、その優位性は失われた。
25歳となり、決して若手とは言えない年齢になったルガーニ。チームとしては20代前半の内に放出し、一定の移籍金を稼ぎに行くべきだろう。ルガーニとしても、出場機会確保のために移籍を決断するべきだ。
フアン・クアドラード
パウロ・ディバラを残すかクアドラードを残すか。今のユベントスはこの決断を迫られているように感じる。
ただ、現在の選手の価値などを考えると、放出すべきはクアドラードだろう。彼は確かな才能を有していながら、スタートから起用されることがほとんどない。ドウグラス・コスタの加入がそれに拍車をかけている。
現在31歳のクアドラード。セリエAでの実績は疑いの余地がなく、テーブルに乗れば欲するクラブも少なくないだろう。移籍金も見込めるはずだ。
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