セリエA ユベントス

サッリ、「私のディバラに対する意見は重要じゃない」

写真提供: Gettyimages

 ユベントスのマウリツィオ・サッリ監督は10日に行われたインターナショナル・チャンピオンズカップ、アトレティコ・マドリード戦の後に会見で、去就が注目されるアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラに対してコメントした。10日『フットボールイタリア』が伝えている。

 ユベントスはアトレティコのポルトガル代表FWジョアン・フェリックスの1ゴールを含む、全2ゴールに絡む活躍もあり1-2で敗北を喫した。サッリ監督はこの試合について、「パフォーマンスに対してはとても満足しているよ。特に前半は良かった。コンディションは相手のほうが上だったね。(フェリックスの)2点目のような形でゴールを許してはいけないが、まだプレシーズンでありトレーニングだ」と前向きに評価した。

 また、移籍市場について問われると、「私たちのスクワッドを見たことがあるかい?チャンピオンズリーグのために6人をカットしないといけないんだ。私にとっては難しい選択だね。移籍市場のラスト20日は難しくなるだろう。チームからハイレベルな選手を放出するリスクはあるよ」とコメント。

 去就が注目されるディバラに対しては、「ディバラは私とプレシーズンのセッションを2つしか共にしていない。評価するにはまだ早すぎる。まだコンディションも上がっていないね。前にも言った通り、私はディバラと話すことはできるが、それでも移籍市場は確かな方向へと進んでいくんだ。私の意見はカウントされない。確かなことは、6人の選手をカットしないといけないということだ」とコメントした。