インテルとアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディの関係は、さらに難しいものになっているようだ。2日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
インテル退団が噂されているイカルディ。しかし、同選手が移籍先にユベントスのみを考えていることから、移籍に向けた動きは停滞しているとみられている。
その中、1日にイカルディと会談を行ったインテルは、同選手に対して「ナポリとローマからオファーが届いている。移籍という選択肢があることもじっくり考えてほしい」と伝えたようだ。
また、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、インテルはイカルディに対して、計画の中にその名前がないことも伝えたようだ。2019/2020シーズンのセリエA、チャンピオンズリーグともに、同選手の名前が選手リストに含まれていないという噂もあがっている。ただ、この話をクラブは否定しているようだ。
この状況に反発しているのが妻であり代理人のワンダ・ナラ氏。クラブをモラルハラスメントで訴えようとしているようだ。
これまでにも、クラブとの関係がこじれることの多かったイカルディ。今回の一件が、両者の関係を終わらせる“とどめの一撃”となる可能性もあるだろう。
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